ブリーフ派の男性が気にしているブリーフライン問題。後ろ姿は、鏡でも確認しづらいので、気になっている方は多いのではないでしょうか。この悩みについて、原因と対策、おすすめアイテムを解説します。
ブリーフラインとは
ブリーフラインとは、ズボンやパンツの上から下着のラインが浮いて見える現象のことです。特に、下着のゴムの部分や縫い目のラインが外側に浮き出て見えてしまう状態を指します。
この現象が起こる主な原因は3つあります。
- 下着の縫い目や伸縮性のあるゴム部分が服に凹凸を作ってしまうこと。
- パンツの生地や色が薄かったり伸縮性が高かったりすることで、下着のラインや色や形が浮き出やすくなること。
- 体の動きによって服が引っ張られ、下着のラインが目立ちやすくなること。
ブリーフラインは見られている?
ブリーフを履いている人にお聞きします。ご自身のブリーフラインが気になったことはありますか?🩲
— Maaah *ブリーフ (@briefhasbeen) January 12, 2025
「見られていないだろう」と思いがちなブリーフラインですが、意外なときに周囲から見られています。特に、電車やオフィス、学校など人が多く集まる場所では、無意識の視線も含めて、他人の視線にさらされています。
アンケートを取ってみると、ブリーフを愛用する男性のうち5割以上の人がブリーフラインが気になった経験があると回答しています。
ブリーフラインは異性だけでなく、同性からの視線も気になります。男性同士であっても「あの人の下着のラインが見えている」と声に出さなくとも気付くことは多くあります。また、ブリーフをはかない人や異性からすると、ブリーフは物珍しい下着をはく人という印象になることがあります。
このように、私たちが気付かないタイミングで、ブリーフラインは周囲から見られています。どんなシチュエーションで見られているか、次のセクションで解説します。
ブリーフラインが目立ちやすいシチュエーション
ブリーフラインが特に目立ちやすいシチュエーションを、具体的な場面ごとに見ていきましょう。
階段やエスカレーターで移動するとき
下から見上げる位置関係となる階段やエスカレーターでは、パンツのラインが強調されやすく、ブリーフラインも目立ちやすいです。
スポーツをしているとき
サッカーやバスケット、ランニングなどスポーツをしているときは、ジャージや薄手の動きやすいスポーツウェアを着ることが多いです。スポーツでの動作の際にブリーフラインが目立ちやすくなることがあります。
椅子に座っているとき
背もたれで隠れない椅子に座っている時、特に前かがみになる姿勢では、パンツの後ろ部分が引っ張られてブリーフラインが強調されます。
立ち仕事での動作
接客業や現場作業など、立ち仕事が多い職種では、しゃがむ・かがむなどの動作でブリーフラインが目立ちやすくなります。
屋外や明るい場所での立ち姿勢
太陽光や蛍光灯など、強い光が当たる場所では、パンツ生地が透けやすくなり、ブリーフラインがより鮮明に見えてしまいます。特に、薄手の素材や明るい色のパンツは特に目立ちやすいです。
このように、日常生活の様々なシーンでブリーフラインが目立つ可能性があります。特に、他人の視線を意識する必要がある仕事や公共の場では、適切な対策を講じることが重要です。
ブリーフラインが見えやすい服
ブリーフラインの目立ちやすさは、着用する服の素材や特徴によって大きく変わってきます。特に以下の服装では注意が必要です。
スラックス
- 薄手の生地:光が透けやすく、下着のラインが浮き出やすい
- ストレッチ素材:体の動きに合わせて伸縮するため、下着のラインが強調される
- 明るい色(ベージュ、グレー、白など):影や凹凸が目立ちやすい
チノパン
- 綿100%の生地:しわが寄りやすく、その部分で下着のラインが浮き出やすい
- タイトなデザインのものは、身体のラインに沿って密着するため、下着の形が出やすい
ジャージ・ハーフパンツ・スウェットパンツ
- 伸縮性の高い素材:下着に沿って生地が動くため、ラインが出やすい
- 柔らかい生地:下着の形状が表面に現れやすい
- 密着度の高いデザイン:特にスポーツウェアは体にフィットするため注意が必要
リネンパンツ
- 生地の特性上で、薄く透け感がある
- しわが寄りやすく、その部分でラインが強調される
- 明るい色が多いため、影が目立ちやすい
このような服装を着用する際は、ブリーフラインがでやすいことを頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
ブリーフラインを見えにくくするには
ブリーフラインを目立たなくするためには、アウターの選択や色の組み合わせなど、次のような工夫が効果的です。
パンツの選び方
- 生地の厚みを意識する:やや厚手の生地を選ぶことで、下着のラインが透けにくくなります
- 色選びの工夫:黒などの濃い色のパンツは、影や凹凸が目立ちにくい傾向があります
- ゆとりのあるシルエット:タイトすぎない適度なゆとりがあるものを選ぶことで、下着のラインが浮き出にくくなります
レイヤリングのコツ
- ズボン下やスパッツの活用:ズボンやパンツの下にズボン下や運動時であればスパッツなどのインナーを履くことで、ブリーフラインを軽減できます
- 長めのシャツ:シャツの丈を少し長めにすることで、腰回りのラインを自然にカバーできます
- ジャケットやカーディガンの活用:上着で腰回りをカバーすることで、気になるラインを隠せます
素材の組み合わせ方
- シャツとパンツの素材バランス:上下とも薄手の場合はインナーで調整する
- 季節に応じた生地選び:夏場は特に薄手になりがちなため、素材選びに注意が必要
- 表面の凹凸がある素材:ツイードやざっくりした織り目の生地は、ラインが目立ちにくい
ひらきなおる
- どんなに対策を考えていても、ふとしたことでブリーフラインが見えてしまうことはあります。心配しすぎても意味はありませんので、「どんな下着を身に着けるかは、極めてパーソナルなことであり自由」という気持ちで自信を持つことも大切です。
これらの対策を組み合わせることで、ブリーフラインを目立たなくすることができます。
ブリーフラインが見えにくいブリーフのおすすめ
ブリーフラインが気になりにくい下着を選ぶ際は、以下のような商品がおすすめです。
BOODY メンズ ブリーフ | ブーディー 竹 オーガニック バンブー
2012年にオーストラリア・シドニーで誕生したBOODYは、サステナブルな素材を使ったエコウェアのブランドです。竹繊維を使ったシンプルでシームレスなデザインのブリーフは、アウターに響きにくいです。
BVD 涼パン ビキニ ブリーフ
足口がシームレスになっているので、ラインがアウターに響きにくいです。
まとめ
快適なブリーフの着用のために、自分の体型や生活スタイル、予算に合わせて最適な商品を選ぶことが重要です。一度に全ての下着を買い替える必要はありません。まずは1~2枚試してみて、自分に合ったものを見つけていくことをおすすめします。
適切な対策を講じることで、ブリーフラインが気になる心配がなく、自信を持って過ごすことができます。参考にしてください。